ダニエル・バレンボイム

Daniel Barenboim【1942年11月15日~】

ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ

バレンボイムは1942年ブエノスアイレスで生まれた。

ロシア系ユダヤ人の両親からピアノの手ほどきを受け、5歳でピアノを始め、7歳でピアニストデビューを果たした。

さらに10歳の時にイスラエルに移住し、イスラエル国籍を取得したが、バレンボイムは奨学金をもらい、オーストリアのザルツブルク・モーツァルテウム大学で学ぶことを選んだ。

そしてオーストリアではエドウィン・フィッシャーからピアノを、マルケヴィッチから指揮を学ぶ。

フルトヴェングラーの前で演奏した際には「11歳のバレンボイムは天才だ」という推薦文をもらうなど才能を遺憾なく発揮した。

その後13歳の頃からはパリでブーランジェに師事し、アルトゥール・ルービンシュタインにも認められた。

1954年にはヴィオッティ国際コンクール1956年にはカセルラ国際コンクールで優勝もしている。続いて1957年15歳でアメリカ、21歳でドイツデビュー、27歳でベルリンフィルを振って指揮者デビューもした。

1980年代から指揮者として主な活動をしているが、インタビューによるとピアニストとしての活動をする気持ちもあるそうである。

また、チェリストのジャクリーヌ・デュ・プレの元夫である。

トリビュートtoエリントン

□ダニエル・バレンボイム 略歴

1942年 ブエノスアイレスに生まれる
1949年 ピアニストデビュー
1952年 ヨーロッパに移り住む
1953年 フルトヴェングラーの前で演奏
1955年 パリでブーランジェに師事
1957年 米デビュー
1963年 ドイツデビュー
1969年 指揮者デビュー

□ダニエル・バレンボイム CD紹介


Mozart: Complete Piano Concertos 1-27
1967年から1975年にかけてイギリス管弦楽団と組んだ、25歳(!)のバレンボイムによる弾き振りの名盤。モーツァルトのピアノ協奏曲を聴くならまずはここから。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ「悲愴」「月光」「熱情」
バレンボイムらしい、流麗で自然体なベートーヴェンのソナタ。有名どころが収録されていますので、他の演奏者のものと聴き比べるのも面白いかも。

モーツァルト:ピアノのための5つの変奏曲
モーツァルトの6つの変奏曲、 「≪セビリャの理髪師≫ のロマンス <私はランドール> による 12の変奏曲」「きらきら星変奏曲」、「≪美しいフランソワーズ≫ による 12の変奏曲」、「≪メッカの巡礼≫ の <愚かな民の思うは> による 10の変奏曲」、「デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲」が収められたアルバム。バレンボイムによってさらりと弾かれる変奏曲を聴くと、ある意味で変奏曲はモーツァルトらしさにあふれた楽曲だなあと思わされます。

バッハ:ゴルトベルク変奏曲/ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲
ゴールドベルクというとグールドがすぐに出てきますが、そのイメージを払拭するほどの名演。アマゾンの紹介にもあるとおり、「天与の即興性と直感力が、並外れた規模と内容を持つ作品の魅力を引き出し、圧倒的な感銘を与えます。」

モーツァルト:ピアノ小品集
バレンボイムはモーツァルトのピアノ作品を協奏曲、ソロ作品ともほとんど録音しているほどのモーツァルティアンです。このアルバムは幅広い年代の曲が収められており、若かりしモーツァルトから成長していく過程を耳で理解することができます。

我が愛しのブエノスアイレス~バレンボイム、タンゴを弾く
クラシックピアニストのバレンボイムがタンゴを弾くという色物?CDかと思いきや、祖国でもあるアルゼンチンのタンゴを見事に演奏しています。評価も高い1枚です。