アルフレッド・ブレンデル

Alfred Brendel【1931年1月5日~2008年12月引退コンサート】

シューベルト:即興曲(全曲)

1931年、ブレンデルはチェコスロヴァキアでホテル経営をする両親の元生まれた。

幼少の間は楽器に触れることはなく、6歳からピアノを弾き始めたそうだ。

クロアチアのザグレブに引っ越してから本格的にピアノを学び始め、さらに1943年オーストリアのグラーツに移ると、グラーツ音楽員で学んだ。

さらに1947年からウィーン音楽院で音楽教員免許を取得した。しかし、実はピアノに関してはこの時期ほぼ独学であった。

1948年にコンサートデビューをすると、ブゾーニ国際コンクールにも4位入賞、順調にそのキャリアを積み上げていった。

また、この頃、エドウィン・フィッシャーの毎年夏に開かれるマスタークラスを受講し、大きな影響を受けたと後に本人がインタビューで答えている。

1970年からはレコード会社のフィリップスと契約を結び、精力的に録音も行った。

シューベルト : ピアノ・ソナタ第21番変ロ長調

特に、録音に関してはベートーヴェンのピアノソナタ全集の2度の録音で評価を上げた。また、公演や執筆活動なども行い、ロンドン大学からは博士号も送られている。

何度も来日しており、日本でも人気の高いピアニストであった。

 現在は2008年に引退コンサートを行った後、後進の指導にあたっている。

ちなみに息子のエイドリアン・ブレンデルはチェリストである。

 

□アルフレッド・ブレンデル 略歴

1931年 チェコスロヴァキアに生まれる
1937年 ピアノを弾き始める
1943年 オーストリアに移住
1948年 コンサートデビュー
2008年 12月引退コンサート

使用メーカー

□アルフレッド・ブレンデル DVD紹介


ピアノの伝説 《DVD 6discs》
OPUS ARTEレーベルのコンサート系映像作品から、ミケランジェリ、アルゲリッチ、ブレンデルという3人の名ピアニストのDVDを6枚分集めたお買得ボックス。
Disc1:『アルフレート・ブレンデル/イン・ポートレート』
● ハイドン:ピアノ・ソナタ 変ホ長調 Hob.XVI:49
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
● シューベルト:即興曲第3番変ト長調 D.899-3
Disc2:『ブレンデル特典映像集 1998~2000年収録』
● ドキュメンタリー『人と仮面』(演奏家と音楽家/家族と初期に影響を受けたもの/国際的な芸術家の誕生/芸術の創造性/芸術における個性/サークルの完成)
● サイモン・ラトルとのリハーサルと打ち合わせ(ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番について/ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番について)
● ブレンデル自作の詩を自らドイツ語で朗読(ふたご/トリル/英雄)

リスト:巡礼の年 [DVD]
ブレンデルが最も愛着をよせている作曲家のひとり、リスト。「巡礼の年」は、中でもとりわけブレンデルが好んで取り上げる作品です。
スイスとイタリアへの旅の印象をピアノにたくした「巡礼の年」は、またバイロン、セナンクールなどロマン主義の文学や、ラファエロの絵画、ミケランジェロの彫刻などとも深く関わりを持っています。
このDVDでは、これらの背景にも高い見識を持つブレンデルが自ら1曲ごとに解説を行い、演奏へと入ります。深い共感と洞察に満ちた解説、彫琢された彫の深い音楽、
そしてそれを紡ぎだす絶妙のピアニズムを視聴できる素晴らしいDVDです。
各曲の演奏前にブレンデルによる解説映像がついています。(AMAZON紹介文より)

□アルフレッド・ブレンデル CD紹介


ベートーヴェン:ピアノソナタ全集 9枚組
ベートーヴェンのピアノソナタ全集をブレンデルは三度録音している。これが1962年から64年にかけて録音された最初のもの。
30代前半のブレンデルが蘇ります。

Beethoven: Piano Sonatas & Concertos
ブレンデル2度目のベートーヴェンソナタ全集です。ブレンデルはモーツァルトやシューベルトを含め若いころは様々な曲を弾いていましたが、3度にわたるベートーヴェンのソナタ全集から彼のベートーヴェンへの思いが感じられます。クリアで明快な演奏だと思います。

Complete Piano Sonatas
ブレンデル3度目のベートーヴェンソナタ全集です。前回の明快でクリアな印象から比べるとより抒情的になって、深みを帯びた演奏です。ブレンデルの境地がここにあると思います。

Schubert: Piano Works 1822-1828
ブレンデルはベートーヴェンと並んでシューベルトをレパートリーとしました。DVDやCDで数多く録音されていることからも明らかで、著書でもシューベルトを取り上げるなどその情熱には並々ならぬものがあります。こちらは後期のピアノ作品です。

シューベルト:即興曲(全曲)
こちらは即興曲集です。ブレンデルの即興曲は奇をてらうような演奏はありませんが、シューベルトの歌曲のように丁寧に歌いあげています。

アルフレート・ブレンデル・エディション(ヴォックス、ヴァンガード、ターナバウト・レコーディングス)(35枚組)
若かりし日のブレンデルの演奏がまとめられた35枚組(え?)のCD。歳をとってからは弾かなくなり、このCDでしか聞けないような曲もあります。

□アルフレッド・ブレンデル 書籍紹介


対話録「さすらい人」ブレンデル リストからモーツァルトへの道程
ブレンデルの音楽への思いや人となりが分かるブレンデルが好きな人にとってはたまらない1冊だと思います。ブレンデルはCDのジャケットなどはお茶目なのが多いのですが、真面目な人なんだなあと思いました。