エフゲニー・キーシン

Evgeny Kissin【1971年10月10日~】

Plays Brahms Franck & Beethoven

1971年モスクワで生まれたキーシンは現代のまさに神童であった。

1歳の時に家族の弾くピアノのメロディを口ずさみ、2歳にはそれをピアノで弾くことができ、3歳になると作曲や即興演奏ができたという。

そして10歳にして、モーツァルトのピアノ協奏曲20番でコンサートデビューした。

キーシンは単に技術的に素晴らしい神童というわけではなく、その感性も素晴らしく、10代にして完成された感すらあるピアニストであった。

昨今のピアニストはまず、コンクールで華々しい賞を獲ってレコード会社と契約し、名声を得るのが多い中、キーシンは幼くしてデビューしたため、コンクールに出ることなく、リサイタルやオーケストラでキャリアを積み、音楽的感性に加え、知性も有する現代最高のピアニストの一人となっている。

Piano Concerto 3

□エフゲニー・キーシン 略歴

1971年 モスクワで生まれる
1984年 モスクワ音楽院でショパンの2つの協奏曲を演奏し、センセーショナルを巻き起こす
1986年 チャイコフスキーコンクールの開幕セレモニーで演奏し、世界に名前が広まる
1988年 カラヤンと共演

□エフゲニー・キーシン DVD紹介


世紀のピアニストたちの共演~ヴェルビエ音楽祭&アカデミー10周年記念ガラ・コンサート・ライヴ [DVD]
93年以来スイスで毎年開催されている祭典「ヴェルビエ音楽祭」の音楽祭創設10周年を記念するガラ・コンサートの模様を収録。キーシンやアルゲリッチ、エマニュエル・アックス、ラン・ランなど豪華メンバーの演奏を目と耳で楽しむことができます。

アート・オブ・ピアノ-20世紀の偉大なピアニストたち- [DVD]
映像で歴史的演奏を見ることができます。スタインウェイをパデレフスキ、ホフマン、ホロヴィッツ、シフラ、ヘス、ルービンシュタイン、ギレリス、ミケランジェリ、グールドが弾いています。また、プレイエルを弾き、授業をするコルトーやベーゼンドルファーをバックハウス、フィッシャーが弾いています。ピアノメーカーは確認できませんでしたが、リヒテル、モイセイヴィチ、プランテも演奏を見せてくれます。
キーシンはインタビューに答えてくれています。

□エフゲニー・キーシン CD紹介


Kissin Plays Liszt
リスト生誕200周年を機に出されたCD。1987年から2003年までの演奏が収録されている。神童が天才になる様が分かるのではないだろうか?

ムソルグスキー:展覧会の絵
「展覧会の絵」凄まじい難曲ですが、キーシンはテクニックもさることながら表現の面でも最高の演奏をしていると思います。

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/ヴォカリーズほか
キーシンと、日本の誇る巨匠小澤征爾が指揮するボストン交響楽団によるラフマニノフのピアノ協奏曲第3番。

映画『シャイン』でも有名になったピアノ協奏曲第3番ですが、この美しい作品をキーシン独自の解釈で歌い上げます。

93年度レコードアカデミー賞受賞作品です。