ジャン=マルク・ルイサダ

Jean-Marc Luisada【1958年6月3日~】

ショパン:ワルツ集

ジャン=マルク・ルイサダは1958年、チュニジアで生まれた。

6歳でピアノを始め、12歳でユーディ・メニューイン音楽院に入学、その4年後にはパリ国立音楽院に入学した。

1977年に卒業した後、2度目のショパンコンクールで5位入賞したことで世界に名を知らしめた。

1度目は全く上手くいかず、次のコンクールまでに自分らしさを見つけだしたのである。

後に「ショパンコンクール入賞から、自由に演奏し、レパートリーを増やしていけるようになった」と述懐している。

ソロやオーケストラとの共演はもちろん、趣味の映画から派生してフランスでは映画女優と共演したり、映画女優の朗読の伴奏としてピアノを弾いたりもしている。

また、日本には何度も来ており、演奏はもとより、そのひょうひょうとした仕草や愛嬌のある顔もあいまって、人気を誇っている。

また、NHKの「スーパーピアノレッスン ~ショパン 」では先生役を務めた。

彼の演奏はフランスらしい、エスプリの効いたおしゃれな演奏で、他のピアニストとは一線を画した個性豊かなものである。

主よ、人の望みの喜びよ、トルコ行進曲&月光ソナタ~プレイズ・バッハ、モーツァルト&ベートーヴェン

□ジャン=マルク・ルイサダ 略歴

1958年 チュニジアで生まれる
1964年 ピアノを始める
1971年 メニューイン音楽院に入学
1974年 パリ国立音楽院に入学
1983年 ディノ・チアーニ国際コンクール2位
1985年 ショパン国際ピアノコンクール5位
1986年 日本デビュー

□ジャン=マルク・ルイサダ CD紹介


ショパン:ワルツ集
私のルイサダの初体験がこのアルバムでした。ショパンのワルツは様々なピアニストが弾いていますが、ルイサダの演奏は他のどのピアニストとも違う新鮮さをもたらしてくれました。癖はありますが、あっさりとしていて無邪気な自由奔放といった演奏だと思います。

ショパン:ピアノソナタ第3番
やはりこちらもルイサダらしい演奏になっていると思います。ルイサダの録音はやはりその癖ゆえに好き嫌いが分かれると思いますが、ぜひ一度は聴いていただきたいです。ひょっとするとあまりなじみが無いかもしれないショパンやリストのソナタですが、ルイサダの演奏は絶対に退屈させないと思います。

Mazurkas
マズルカはポーランドの民謡からきており、そのものに癖があります。そんなマズルカをルイサダが生き生きと演奏しています。ルイサダの演奏は聴衆をワクワクさせてくれ、そして期待を裏切りません。
この録音はヤマハのグランドで行われたようです。ヤマハのサイトではルイサダへのインタビューなどもあります。ぜひご覧ください。

□ジャン=マルク・ルイサダ 書籍紹介


スーパーピアノレッスン ~ショパン (NHKシリーズ)
NHK教育テレビ2005年8月~11月放送の「NHKスーパーピアノレッスン」で用いるショパンの楽譜を掲載。作品解説やショパンをより深く理解できるコラムも収録する。