舘野泉

たての いずみ【1936年11月10日~】

記憶樹 50周年記念最新録音

舘野泉は、チェリストの父とピアニストの母を持ち、1936年、東京に生まれた。

父親から音楽の手ほどきを受け、兄弟が3人いるが、全員がプロの音楽家になった。その後10歳から本格的にレッスンを受け始めた。

東京芸術大学でピアノを学び、大学卒業後、フィンランドに渡った。その理由を彼は、「北欧文学の影響と、高校、大学を通して行ったフィンランドの女の子との文通のせいだ」と語っている。
フィンランドではシベリウス・アカデミーでピアノ教師をしながらピアニストとして活躍し、1981年にはフィンランド政府から認められ、「終身芸術家給付」という年金が与えられることとなった。

しかし2001年、フィンランドでのリサイタル中に脳溢血で倒れ、右半身に麻痺が残ってしまった。その後懸命のリハビリの結果、2003年、左手のための協奏曲で復帰を果たしたのであった。

アイノラ抒情曲集

□舘野泉 略歴

1936年 東京生まれ
1968年 メシアンコンクール第2位
1981年 国立シベリウス・アカデミーの教授となる
2001年 フィンランドでのリサイタル中に脳溢血になり、右半身に麻痺が残る
2003年 左手用の作品によるリサイタルにより復帰

□館野 泉 CD紹介


THE BEST(7)舘野泉【HQCD】
舘野 泉が「左手のピアニスト」として復帰してから初めてのベスト盤です。いずれも新聞・雑誌で高い評価を得た作品から抜粋したまさにベストというにふさわしいアルバムと言えます。

NHK大河ドラマ《平清盛》サウンドトラック
大河ドラマ「平清盛」のサントラです。

ピアノを舘野泉さんが担当しています。大河ドラマにぴったりのスケールの大きさと、穏やかなシーンのあふれるような優しさが聴く人を癒します。

□館野 泉 書籍紹介


命の響 左手のピアニスト、生きる勇気をくれる23の言葉
館野泉、本人による言葉と、それに付随するエピソード集です。

巷に溢れる元気の出る言葉とは格が違う。ちょっとした言葉も館野泉の人生を考えれば深く沁みます。

また、深刻過ぎず、飄々とした文章にも魅力的な人柄が現れていると思います。