チック・コリア

Chick Corea【1941年6月12日~】

ジャズ・ピアノ・コレクション チック・コリア

1941年6月12日にアメリカのマサチューセッツ州で生まれた。

父親がトランペットを吹き、ボストンでバンドをしていたこともあり、まず最初は父親からピアノの手ほどきを受けた。

成長した彼は60年代の初めに、ミュージシャンが集まる場所という理由からニューヨークへ移り住んだ。

ニューヨークでは1日10時間クラシックを練習し、ジュリアード音楽院に合格するも2~3ヶ月で辞めた。

そして66年にスタン・ゲッツカルテットに参加、2年間プレイした後、67年ソロデビューした。

68年にはマイルスバンドに加入。マイルスバンドには当時ハービー・ハンコックがピアノで参加していたが、ハービーが新婚旅行に行っている間にチックは連絡を受けたそうだ。チックも連絡を受けた時、サラ・ボーンと共演中であったが、マイルスからの誘いということで無理をして参加を決めた。

実はマイルス・デイビスと共演するのはチックの夢であり、初めてのセッションでマイルスからは「自分が聴いたとおりのものをやれ」とだけ言われ、必死で演奏した結果、「チック、やるじゃないか」と後で言われ感激したと語っている。

さらに、72年には自身のバンド「リターン・トゥ・フォーエバー」が世界中で大ヒットした。

その後もキャリアを積み、2001年に60歳を記念してニューヨークのブルーノートで3週間自分のキャリアを再現するコンサートを開催した。当初は乗り気ではなかったが、日本の友人から、「還暦で人は生まれ変わって新しい人生を始める」という意味があることを聞き開催する事を決めたということである。(「ランデヴー・イン・ニューヨーク
」)

アコースティックピアノもエレクトリックもこなすが、双方に違いはなく、自分のその時の興味に合った方を選ぶとのことである。

ピアノソロだけは自分自身を見つめなおす機会として意識的にライブを行っているそうである。

ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス
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□チック・コリア DVD紹介


リターン・トゥ・フォーエヴァー
チックのバンド、リターントゥフォーエバーの1作目、有名な曲としては「ラ・フィエスタ」が挙げられますが、このアルバムを一発録りというのが集まったミュージシャンのレベルの高さを証明しています。

このアルバムは「カモメ」の愛称で呼ばれ、70年代の最高の1枚と言われています。

Romantic Warrior
天才ギタリストのアル・ディメオラを迎えたRTFの1枚。プログレの部類に入り、キングクリムゾンが好きな人におススメとのことだが、それだけにはおさまらない。聴けば聴くほど各メンバーの超絶技巧に驚かされる。フュージョンって何?って方に「カモメ」とともにおススメしたいです。

Now He Sings Now He Sobs
1968年録音のチック・コリアの初めてのピアノトリオ作品にして最高傑作との呼び声も高い1枚。下でも紹介しているRTFがフュージョンであるのに対し、こちらは正統派ジャズ。

そういう意味でも聴いておきたい。

□チック・コリア CD紹介


リターン・トゥ・フォーエヴァー
チックのバンド、リターントゥフォーエバーの1作目、有名な曲としては「ラ・フィエスタ」が挙げられますが、このアルバムを一発録りというのが集まったミュージシャンのレベルの高さを証明しています。

このアルバムは「カモメ」の愛称で呼ばれ、70年代の最高の1枚と言われています。

Romantic Warrior
天才ギタリストのアル・ディメオラを迎えたRTFの1枚。プログレの部類に入り、キングクリムゾンが好きな人におススメとのことだが、それだけにはおさまらない。聴けば聴くほど各メンバーの超絶技巧に驚かされる。フュージョンって何?って方に「カモメ」とともにおススメしたいです。

Now He Sings Now He Sobs
1968年録音のチック・コリアの初めてのピアノトリオ作品にして最高傑作との呼び声も高い1枚。下でも紹介しているRTFがフュージョンであるのに対し、こちらは正統派ジャズ。

そういう意味でも聴いておきたい。
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