ピアノの弦について

●ピアノの弦の材質は?

ピアノの弦は何で出来ているのでしょう?
「ピアノ線」ってたまに聞きますよね。テレビドラマの殺人事件の犯行凶器なんかで(笑)

しかし、実は「ピアノ線」は建築機械や工作機械などにも利用されている一般的な硬鋼線なんです。

簡単に言うと硬い鋼鉄線。なので、確かにピアノにも使われてはいますが、ピアノ専用の線というわけではないのです。

●ピアノの弦の種類

ピアノの弦には中高音のピアノ線に加え、低音部は巻線というのを使っています。
巻線は硬鋼線の周りに銅線を巻くことによって作ります。

●ピアノには3本弦と2本弦と1本弦の音があります。

 

strings

弦1本を叩いて出せる音の大きさには限りがあります。そこで中音域から高音域にかけては3本の弦を同時にハンマーで叩き、音を出しているのです。中音以下は2本弦、最後に低音は1本弦というような感じです。

音は振動で起こりますので、低い音は弦を重く、長くしてやれば振動数が減って音が低くなります。そこで、上記した巻線を使用し、より重くしています。

2本弦、3本弦は同じ音に対して2本、3本の弦があります。ハンマーが同時に2本、3本の弦を叩くのでそれらがまんべんなく当たるように調整するのも調律師の仕事となります。